気づかれ"し"ない星

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K.F


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2012.1.29 (Sun) 5.8

本屋でばったりと会った

実は少し前から気づいていたのだけれど
昔の面影のせいで少し動揺し
ためらっていた

なるべく不自然でないように
横に立って挨拶をする

「こんにちは」
「あらぁ」
「ひさしぶり」
「ほんとね」
「お元気でしたか」
・・・・
「○○君(私の名前)同窓会来てなかったね」
「うん」
「くればよかったのに」
・・・・

そんな会話で
長い話しにもならず別れる

帰りの車の中で
珈琲でもって誘えばよかったのか
電話番号くらい聞けばよかったのか・・
「いつかまたお会いしましょう」
なんてかっこつけて別れたことを後悔し始めていた


でもね
ちょっと息苦しいくらいで
胸がほのかに熱くなるくらいで
いい塩梅なのでしょうね
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by dune-planet | 2012-01-29 19:12 | 何気ない日

ベンチがふたつ

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2012.1.14 (Sat) 月齢20.4  3

私はしばらくここで
海に向かっていたいと思います。

そう告げる相手がほしい
静けさです。

いえ、私ももう少し
ここにこうしております。

そんな言葉が返ってほしい
静けさでもあります。
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by dune-planet | 2012-01-14 22:46 | 何気ない日

ノダさん

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2011.9.22 (Thu) 月齢24  5

犬の背中にも
ノダさんの背中にも
犬の毛をなびかせ
ノダさんのシャツをなびかせ
風が吹く

ノダさんは犬に
犬はノダさんに
こんにちは って挨拶し

やむをえず私も
ノダさんと呼んだ人に
こんにちはと言い

ついでに
あれはあなたの犬ですかと
質問してみる

そんな軽口の
風の感触
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by dune-planet | 2011-09-22 22:49 | 何気ない日

有明浜

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2011.7.13 (Wed) 月齢12.16  21

お昼休みに
有明浜の様子を見てきた

つづき
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by dune-planet | 2011-07-13 21:55 | 何気ない日

6月の雨音を聞きながら

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2011.6.20 (Mon) 月齢18.59

お昼のセルフの食堂
私と向かい合って座っているおじさんの前には
鯖の煮付けとポテトサラダが置かれている。
しばらくして店主が、コップに水のようなものを入れて持ってきた。
ちょっと甘い匂いがする。
どうやら熱燗のようだ。

6月の昼間、雨が降っていてやや涼しいとはいえ
熱燗はどうなのよって思っていたら
二口ほど口をつけて
立ち上がって店主に話しかけている。
「燗があつぅて飲めんやないか」
熱かったんや
人の不幸にちょっと下を向いて笑ってしまった。

今度は冷たいビール瓶を下げて戻ってきた。
6月の昼間、雨が降っていてやや涼しいが
ビールならおいしいだろう。

想定外のビールと
鯖の煮付けの相性問題が気になったけど
ビールでどうやら落ち着いたようで
鞄から本を取り出して読み始めた。
題名は”信じる気持ち”
副題が”はじめてのキリスト教”

片手で半分に折り曲げた本に
鯖とビールとポテサラダ
ちょっと端によけてる熱燗と
6月の雨音を聞きながら
贅沢な時間の過ごし方をする
おじさんを見た話し。
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by dune-planet | 2011-06-20 20:18 | 何気ない日

朝マック


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2011.6.16 (Thu) 月齢14.73

朝早く家を出た時に
マックでドライブスルーをした。
注文を聞く元気のいい声が、スピーカーから聞こえたが
風邪でもひいているのか、ややかすれ気味だ。
それもそのはず、ぐるーっと回って窓口までゆくと
ヘッドセットをしたおばあちゃんが立っていた。
おばあちゃん、おはよ!

コーヒーを先に渡された後
ソーセージエッグマフィンができるまで
番号が書かれた場所まで移動する。
やがて入り口のドアを開けて
紙袋片手に小走りにやってくる姿は
いつものマックなのだが、ただ違うのは
ミニスカートをはいているのが
おばあちゃんだということ(さっきも言ったけど^^)

早朝のマックは
少しシワのよった膝小僧が
かわいくかけてくる。
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by dune-planet | 2011-06-16 23:43 | 何気ない日

昼下がり


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2011.6.5 (Sun) 月齢3.57

たとえばあなたがセロリを噛んでいて
昼下がりの窓からの風を受けていたなら
そのみずみずしい匂いにむせて
青い海を見にさらいたくなるだろう
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by dune-planet | 2011-06-05 19:40 | 何気ない日

五日の朝

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2011.5.5 (Thu) 月齢2.2

あまりにきれいな砂浜に
思わず立ち止まってしまった

そしてあることがひらめいた
推理小説に出てくるトリックのひとつ
雪の降った朝
門から玄関に続く足跡は残っているのに
玄関からの足跡はどこにも見当たらない
いったい犯人はどうやって立ち去ったのか?

結果が、これ
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by dune-planet | 2011-05-05 20:39 | 何気ない日

四国で一番空に近い場所


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2011.5.2 (Mon) 月齢28.92

この場所から
コインの穴を覗いて
何が見えるかってことが
言いたいのではなくて
コインをぶら下げてみるってことが
大事だったりする^^
落としてしまわないように
指先に力が入りすぎて
かえって落としそうになるけれど
意味の無い行為が
イミシンだったりで

山の彼方(あなた)の空遠く
幸い住んでればいいなあ~
略して”山のあなあな”

第6報
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by dune-planet | 2011-05-02 21:43 | 何気ない日

ふたつ

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2011.4.7 (Thu) 月齢3.02

通り過ぎてから
肩越しに振り返る

木が2本並んでいる
大きいのと小さいの
あるいは片方だけが
大きいのかもしれない

ふたつであることは
ふたつであることの喜びと
ひとつになる危うさを抱えている

ひとつになることは
不在を受け入れることと
自分のつま先から
もういちど見つめることである
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by dune-planet | 2011-04-07 00:02 | 何気ない日