気づかれ"し"ない星

6月の雨音を聞きながら

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2011.6.20 (Mon) 月齢18.59

お昼のセルフの食堂
私と向かい合って座っているおじさんの前には
鯖の煮付けとポテトサラダが置かれている。
しばらくして店主が、コップに水のようなものを入れて持ってきた。
ちょっと甘い匂いがする。
どうやら熱燗のようだ。

6月の昼間、雨が降っていてやや涼しいとはいえ
熱燗はどうなのよって思っていたら
二口ほど口をつけて
立ち上がって店主に話しかけている。
「燗があつぅて飲めんやないか」
熱かったんや
人の不幸にちょっと下を向いて笑ってしまった。

今度は冷たいビール瓶を下げて戻ってきた。
6月の昼間、雨が降っていてやや涼しいが
ビールならおいしいだろう。

想定外のビールと
鯖の煮付けの相性問題が気になったけど
ビールでどうやら落ち着いたようで
鞄から本を取り出して読み始めた。
題名は”信じる気持ち”
副題が”はじめてのキリスト教”

片手で半分に折り曲げた本に
鯖とビールとポテサラダ
ちょっと端によけてる熱燗と
6月の雨音を聞きながら
贅沢な時間の過ごし方をする
おじさんを見た話し。
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by dune-planet | 2011-06-20 20:18 | 何気ない日